1954-12-16 第21回国会 衆議院 外務委員会 第2号
今お話の、SEATOのバンコツク会議に出席するかどうかということにつきましては、まだそれに対する何らの招請状も受取つておりません。またそういうような招請状が来るけはいがあるというような準備的な情報もまだないようでございます。従つてそういう形勢になつて来た上で考えなければならぬと思うのでありまして、今日これに参加するしないを申し上げるはいかがかと考えます。
今お話の、SEATOのバンコツク会議に出席するかどうかということにつきましては、まだそれに対する何らの招請状も受取つておりません。またそういうような招請状が来るけはいがあるというような準備的な情報もまだないようでございます。従つてそういう形勢になつて来た上で考えなければならぬと思うのでありまして、今日これに参加するしないを申し上げるはいかがかと考えます。
これは最近新聞等を見ましてもわかりますように、極東の情勢ということがいろいろ論議されておりまして、アメリカからもいろいろえらい、参謀本部や何かの方がくびすを接して日本へやつて来ておりまして、中ソ同盟條約の問題だとか、あるいはバンコツク会議の問題だとか、いろいろ問題となつておる最中でありまして、こういう国際情勢のもとにおきまして、私どもは、日本の憲法にいわれておるような、ほんとうに平和国家として建設して
コロンボ会議、あるいは近く開かれると聞くバンコツク会議において対日講和條約の草案が議せられるということを聞きまして、これは私ども日本国民の喜びにたえないところであります。しかも一方、世界の政局の舞台の焦点は、今やアジアに向けられている。アメリカのマーシヤル・プランによる西欧諸国の復興の達成により、欧州市場は一応片がついた。